猫2匹目のための準備と心構えは?気をつけること・体験談を紹介

猫を1匹飼っていて後から2匹目を飼いたいと思う人も多いと思います。最初から兄弟・親子関係の猫を2匹同時に迎えると元々一緒に生活していたので相性的には心配ありませんが、後から迎えると新たに準備する事や相性が心配になりますね。

我が家も先住猫が1歳半の時に子猫を迎え最初はお互い威嚇していました。今はすごく仲良しではありませんが一緒に遊んだりはしています。

2匹目を迎えるにあたって必要なもの・気を付けること・飼ってみて気をつけた事をまとめてみました。

目次

準備・心構え

2匹目を迎えていきなり一緒に生活は難しいので、柵や専用の部屋を用意した方が良いでしょう。それに伴いエサ皿・水入れ・トイレも必要になります。

トイレの数は猫の数+1が理想とされていますが、家の広さや留守の時間によって変わってくるので様子を見ながら増やしてください。

日常の費用は通販を利用したりまとめ買いをするとおさえられます。一番大事なのは医療費です。ワクチン・避妊・去勢・ノミダニ予防などは最初に飼っている猫で費用は分かると思いますが、保険に入っていたしても補償対象外の病気があります。

FIP(猫伝染性腹膜炎)は現在外国から薬を取り寄せての治療となり100万近くかかるようです。

将来病気になるかは誰にも分かりません。どこまで治療するかは飼い主さん次第ですが病気のリスクがあることは念頭に置いておいてほしいです。

もう一つ大事なことは先住猫と相性が合わなかったとしても最後まで面倒を見ることです。猫好きの皆さんですから大丈夫だと思いますが、相性が心配なら保護猫団体でトライアル期間を設けているところがあります。性格も教えてくれるのでそちらを検討してみてください。

私が行った猫カフェでは写真付きで猫ちゃんを紹介したものが貼ってあり、多頭飼いに向いてるかどうかも記載されていました。接することもできるので良かったですよ!

一般的に相性が良い組み合わせ

  • オスとメス
  • メスとメス
  • 年齢差が小さい(子猫同士)

猫の性格にもよるので参考にしてください。

気をつけること

対面の仕方

猫は新しい環境に慣れるのに一般的に3日から1週間かかると言われています。慣れるまでできれば別々の部屋で過ごして様子をみてください。部屋の用意が難しい時はゲージの中に入れ、先住猫が近寄らないようダンボールなどで囲うといいかもしれません。

後住猫が元気な様子ならお互い臭いがついているタオルや敷物を交換してみます。臭いのついたものに威嚇したりしなければいよいよ対面です。

ゲージ越しやドア越しに会わせてみて、威嚇したり攻撃する時は飼い主さんがいる環境で少しずつ会う時間を増やしていきます。

猫のペースで焦らず対面させていく方が猫にも負担がかからず、後々2匹で落ち着いて過ごせるようになります。

どうしても相性が合わない場合はそのまま別々の場所で過ごしたり、隠れ家を用意してどちらの猫も快適に過ごせるようにしましょう。

先住猫を優先する

マイペースな猫ですが嫉妬深い面もあり、フォローが必要です。エサは先住猫からあげて甘えてきたらたっぷり相手をしてあげます。

愛猫を分かっているのは飼い主さんです。きずいてきた信頼関係を壊さないようにしたいですね。

実際飼ってみて

2匹目を飼うとき店員さんに1歳半の猫がいますと話したら、なるべく年齢が近い方が仲良くなりやすいんだよね~と言われました。

年齢差はどうにもならないので2か月の子猫のオス猫を迎えました。

子猫の性格は好奇心旺盛で社交的。抱っこは嫌いだけどくっついて寝たいタイプ

先住猫は1歳半、メス、避妊済み。性格は抱っこは嫌い・一緒に寝ることもしませんが、遊んでほしい時は前足でつんつんしてくる隠れ甘えん坊タイプ。知らない人が来ても大丈夫なのにかなり繊細で甘えるのは私のみ

対面編

先住猫は攻撃しないと分かっていたので、子猫が家に慣れてすぐに対面させました。お互いシャーシャー威嚇し、1週間ぐらいしてから先住猫がちょっかいを出すようになったので、強く噛んでる時は止めに入りました。

1人で育った猫は力加減を知らないので注意しましょう!

猫は遊んでいるのか喧嘩しているかの堺が難しく、外猫の喧嘩はうーうーうなり声をあげている様子から、取っ組み合いをしててもうなり声はないので遊びの範囲なのかなと思います。

威嚇がなくなって遊ぶようになっても体の小さい子猫がけがをするので、留守をする時と寝る時は2か月ぐらい別の部屋で生活。先住猫は一人で寝るので子猫が私と一緒に寝ました。

先住猫の生活スタイルの中に少しずつ後住猫を入れていくイメージをするといいでしょう!

エサ・トイレ編

エサはあげる回数が違ったので先住猫には見せないように別の部屋であげていて、回数が同じになった時一緒にあげたら食べ盛りの子猫は先住猫のエサを奪いに行き、おとなしい猫は遠慮して引いてしまいました。

年齢が離れていたらエサは別々の部屋であげるか子猫が奪わないよう監視しましょう!

先住猫はエサを食べる時部屋を別にしても周りを伺って食べるようになってしまいました。囲いをしたり静かな場所にして安心して食べてくれるよう対策しています。

トイレは全部で3つ。子猫用の臭いがついたものがあるのにもかかわらず、対面後は大きいトイレをあっさり使用。先住猫が小さいトイレを使うこともありますが、無事に粗相をすることなく慣れてくれました。

後から来た猫がトイレの場所を覚えてから対面させた方が先住猫の負担が減りますね。

遊び・スキンシップ編

遊び方も気持ちのいい所も違うのでこちらは満遍なく別々に相手をしました。

2匹一緒の空間にいる時に、先住猫の相手をして『あなたを見てますよ』とアピールするといいと思います。

5か月たった今はちょうどいい距離間で生活しています。一緒に寝たり子猫の世話をする姿は見れませんが仲良く遊んでいるので安心しています。

微妙な距離間

あくまでも我が家の体験になります。参考にしてください。

最後に

メス猫は母性本能が備わっていて子猫の世話をしてくれると聞いたことがありますが、性格によって違いますね。

費用面・掃除など負担は増えましたが2匹を迎えて良かったと思います。

何匹飼っても飼い主さんの愛情をたくさん注いでください!

記事を書いたのはこんな人
ミルク

【プロフィール】

猫との生活うん十年☆彡

今はスコティッシュフォールドとマンチカンをくらしています❕

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